ボディーの穴開け
最終更新日: 2024年5月29日
多くの場合、ボディーマウントを通す穴は自分で開ける必要があります。
この時、ボディーを長持ちさせるための、簡単なコツがありますので紹介します。
通常、バギーの場合、下の写真のように前後二箇所に穴を開けます。
この時に、上の写真のように、前側は丸い穴を開けますが、後ろ側は縦長のスリット状にすると良いです。
これは、走行中のシャーシのたわみに対応するためです。車が走っている間、シャーシは相当な量、たわみます。 このときに、もし、ボディーマウントに余裕がないと、ボディーに負荷がかかることになり、壊れやすくなります。 こうした問題を緩和するために、片側をスリット状にします。これにより、シャーシがたわみ、ボディーマウントの位置が動いた時に、ボディーに負荷がかからないようにします。
これで、ボディーが壊れにくくなります。
スリット状の穴を開ける方法
きれいにスリット状の穴を開ける、私の方法を紹介します。
ツールとしては、ボディリーマー、曲線バサミ、デザインナイフを使います。
デザインナイフは OLFA (AK-5) がおすすめです。
まず、ボディリーマーを使って、縦に二箇所穴を開けます。
同じサイズの穴を開けるには、リーマーに油性ペン等で印をつけておくと良いでしょう。
次に、曲線バサミを使って、穴を繋げるように切ります。
最後に、デザインナイフで形を整えます。
基本の位置から、前後に余裕があるようにスリットを作ると良いです。特に前側に多めに余裕がある方が良いようです。
以上、ここではボディーの穴あけのコツを紹介しました。