クラブレース 2/25/2012 [West Coast R/C Raceway]

2012年2月25日(土) はウェストコースト R/C レースウェイ (WCRC) で開催された EP オフロード・クラブレースに参加してきました。

今回も参加クラスはビギナーです。

先週をもってプロライン主催のシリーズ戦が終了したのと、近所のレース場 OC/RC レースウェイで TLR (チーム・ロッシ・レーシングチーム) のシリーズ戦が始まったことで、レース参加者がグッと減るのかな、と思っていましたが、案外、そうでもなかったです。

全部で8レース。そのうちビギナークラス2レース、18名とまずまずです。

レースまでの準備

レース前日に自宅で整備していたところ、デフボールを無くしてしまい、レース当日はギアがバラバラのまま WCRC に持ち込むことになりました。

ちなみにボールデフはアソシエイテッドのファクトリーキットのデフ(純正のボールデフ)ですが、 ボールは TLR のタングステン・カーバイトのデフボールを購入。

TLR タングステン・カーバイト・デフ・ボール

14個入りなので、2個予備にできます。無くしたくはありませんが、うっかりまたひとつ二つなくしても大丈夫(笑)。

セラミックほど高くないのでいいですね。(セラミック玉は別途オーダー済みですが)

WCRC に着いてから、いそいでデフを組みなおしました。

最近、何がわるいかはっきり分からなかったのですが「ギア周りがどうも正常じゃない」と感じていたので、 今回はついでにデフ系のパーツを一通り交換してみました。(ボール、リング、スプリング等)

その結果、デフのすべり具合がかなり良くなりました!リング自体は常々磨いていたのですが、よく見ると、ボールが磨り減っていたみたいですね。 もしかしたら、リング自体も磨きすぎて微妙に磨り減ったりしていたのかもしれません。

理由はなんであれ、パーツの交換で、思っていたような動きになったので良かったです。 パーツ類も安いし、時々無条件に交換してしまっても良いかもしれませんね。

マシンが用意できたら、急いで走行練習です。

West Coast R/C Raceway

WCRC では毎週土曜日のクラブレースは夕方6時から開始しますが、WCRC は朝10時にオープンします。 時々水撒き休憩があるものの、オープンから5時半頃まで練習できます。

5時半頃にレース前の水撒きがあって、15分くらいでトラックがオープンし、レース5分前位までプラクティス可能になります。

それまでにせっせと走らせました。

レース予選

予選でなるべく良い成績を残して、ファイナルで良い位置からスタートしないと勝つのは難しい。と痛感していたので、 今回の目標は決勝で何位というのではなく「TQ をとる」ということにしました。

ビギナークラス、予選ラウンド1 - DNF

ビギナークラスはいつもレースの1レース目。6時にレーススタートならビギナークラスのスタートは6時ちょうどです。

今回からは今後のストックレース参加に向けて、17.5T でブーストも OFF にしています。

さて、予選ラウンド1がスタートしましたが、クラッシュに巻き込まれ、1周も走れずにリタイヤ。残念。 やはり、スタート直後の混乱から抜け出すのは難しいですね。

West Coast R/C Raceway

ビギナークラス、予選ラウンド2 - TQ

今までは前方の様子を見つつ、クラッシュを避けるようにスタートしてきていたので、 思い切ってスパッと素早くスタートすることに。

その結果、今回はクラッシュに巻き込まれずに無事に集団を抜け出すことができました。

その後、一度も転倒、クラッシュ等をしないで5分走りきることができ無事に TQ 獲得。タイムは 13周の 5 分 18 秒 807。 ビギナーでの TQ だけでなく、中級ストック (Intermediate Stock) クラスを含めても TQ となるタイムでした。

Intermediate Stock の TQ は David Jenson (デイビット・ジェンソン) の 13/5:24:074。 デイビットは小学生ながら、既に3つのメーカーからスポンサーを受けているプロです。

彼は Modified SC が得意で、バギーは最近始めたようなのですが、彼よりもよいタイムで走れたのは初めてのことなので、嬉しかったです。

ビギナーがインターミディエートストックの TQ タイムを上回ったのは珍しいことだったようで、 僕のピットにマシンを見に来て、モーターのスペックなどを聞きにきたりするひとが何人かいたのも初めてでした。

ファイナル ~ 痛恨のミス

WCRC オフロードクラブレース

ファイナルは B Main からのバンプを含めて10名で行われます。

スタート直後はやや混乱したものの、1周目で僕ともう一台の二台で抜け出せましたが・・・と言葉で説明するより、 ビデオを YouTube にアップしましたのでご覧ください。

ビギナークラスの参加は今回が最後。その記念にビギナーの自分のレースを、恥ずかしながら公開です。

ビデオをみていただけると分かりますが、8周目頃にリズムセクションでミスしてコースアウト。それからマーシャルの人に入れてもらった後に、 2位の人にぶつけてしまい、相手が復帰するのを待ってからスタートしました。

ほとんど全ての周を 23秒台で回っていたのですが、そのコースアウトの周が 32秒、次の周も大きくミスって 25秒となり撃沈してしまいました。

リズムセクションでのコースアウト前までは、予選よりも良いペース (13/5:09 ペース) で走っていたので残念です。

ただ、競っている相手にぶつけて転倒させてしまったときに、ちゃんと待っていられたこと自体も、自分の成長なので、それはそれでよかったです。

レース後にトップになったスティーブンがピットまで来てくれて、「良いレースだったね」と言ってくれました。 「勝ちたいのは山々だけど、ちゃんとエチケットを守れて良かったなぁ」と思いました。

次の目標 - 中級ストック・クラス

以上、今回ははじめて、レース中も落ち着いて走ることができ、今までで一番良い成績を取ることができました。

MC のナッチさんからも、「キースはビギナーは今回が最後。次回からはインターミディエート・・・、いやスポーツマンに出ろ」と 言ってもらえました。

WCRC では次の順番でクラスが上がっていきます。

  1. ビギナー・クラス
  2. インターミディエート・クラス
  3. スポーツマン・クラス
  4. エキスパート

エキスパートクラスにはライアン・キャバリエリ、スティーブン・ハートソン、ブレント・シルキー、フランクルート といった面々が集まり、ちょっとした世界大会のようになることもあります。

それを除いた "スポーツマン" でも当然今の僕にはまだレベルが高すぎて、レースの邪魔をしてしまうと思うので、 今度はインターミディエートに出ようと思ってます。

そこでインターミディエートの結果を見ると、こんな風になってます。

WCRC オフロードクラブレース

あれ?・・・ビギナークラスとあまり変わらないですね。

これなら問題なくいけそうです。

ちなみに、参考までにさらに上のクラスをみてみます。今回はインターミディエートよりも上のクラスが開催されなかったので、 同じコースレイアウトで走った先週のプロライン・シリーズ・ファイナルをみてみましょう。

僕は先週のプロライン・ファイナルはビギナーで4位だったわけですが・・・

WCRC オフロードクラブレース

今週のタイムならストック B メインくらいにはいけたかもしれませんね。

それにしても A Main ともなると、Fast Time で 21秒台はざらで、トップのノーラン・アンダーソンは 14周5分11秒から17秒ですか・・・。すごいですね。

ただ、全く付け入る隙が無いか、というとそうでもなく、Top10 のアベレージだけみればそれほど遠い存在でもないですね(と、大口を叩いてみる(笑))。

今回は TOP 10 のアベレージ、Fast Time ともに良い記録を出せたので、この調子で次なるステージで頑張ろうと思います!

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