プロライン SX シリーズ・ラウンド 6 @West Coast R/C Raceway 2/19/2012

2012年2月19日(日) はプロライン SX シリーズの最終、ラウンド 6。

これまでと同じく、ウェストコースト RC レースウェイ (WCRC) で行われましたので、参加しました。

ちなみに WCRC ですが、日本の R/C 専門誌 "RC World" の 2月号 で紹介されてましたね。

"RC World" を日系の書店で購入して読んだのですが、WCRC を紹介した記事をみつけたので、さっそく WCRC でスタッフのひとに 「ホラ、日本のラジコン誌に載ってたよ」と見せたら興味深そうにみていました。

それをみていた他の人たちも意外と "RC World" 誌は知っていて、以前、So/Cal Raceway というレーストラックがあったときに、自分も載ったとか、 話しているひともいました。

さて、レースの話に戻ります。

先に結果を言うと、Beginner 2WD クラス A Main 4 位でした。

残念ながら表彰台に届きませんでしたが、レースの中盤戦はこれまでにないくらい、上位グループとの併走が続く等、 レースの形を作れたのは良かったです。

プロライン SX シリーズ

さて、今回はファイナル・レースまでに何をしたか、というとこんな感じでした。

RC10B4.1、設定を大きく変更 ~ 標準的な設定に戻す

レースの数日前、WCRC で走行練習していたのですが、そのとき、どうも「ヘタれ感」が気になりました。

この「ヘタれ感」。うまく表現できないのですが、どうも腰がない、というか、わずかに車体がブレるというか・・・ 大きく崩れている、走らない、曲がらない、と言うほどではないのですが、微妙に安定感がない、という感じです。

West Coast RC Raceway

こうした症状に遭遇した時にどうしたら良いかわからないあたり、我ながら情けない、と自嘲しつつも、 そういって放っておく訳にもいきません。

さて、どうするか。

私が考えたのは、「とにかく一度、標準的な設定に戻そう」ということです。

これまでいろいろな人にいろいろな形でアドバイスをもらって、細部をいじってきましたが、その結果全体的なバランスが悪くなってきているのかもしれません。

上級者から継続的なアドバイスをもらえるのならば良いのですが、特殊な設定からさらに発展して自分で設定を発明していくのは、ビギナーの自分には危険過ぎます

そこでレースの二日前、アソシエイテッド社のウェブサイトのセットアップシートを探したら、 スティーブンハートソン選手とジョシュ・ニューマン選手のショートライポ用の設定 というのがありました。 しかも WCRC での設定。

これを参考にして足回り、ウェイトの設定を全て変更しました。

さらにタイヤも新調。これはセットアップシートと違ってフロントは Bar Codes (Gold)、リアは Suburbs (MC) にしました。

実は、タイヤを新しくしたのはインサートのヘタれをなくすためだったのですが、タイヤがホィールを外すときに切れて使えなくなったので、 全て新しくしました。

ただ、タイヤの "ヘタれ" は良くなるにせよ、肝心のグリップが心配です。これは結局、ファイナル直前まで悩みました。

テスト走行。悪くない・・・が・・・

レースの前日、走行練習に朝から WCRC へ行きました。設定を大きく変えたのでどうなるか、心配でなりません。 が、少し走らせて不安はかなり払拭されました。かなり、しっかり走ってくれます。

問題の「ヘタれ感」もなくなり、良い感じです。

もしかしたら、単純にタイヤ(特にインサート)がダメになっていただけかもしれませんが。 いずれにせよ、良い感じです。これならレースにいけます。

ただ、問題はタイヤ。

やはりあまり良くグリップしません。時々ズルッと滑る感じだったので、マシンの設定がダメなのかとも少々思いましたが、 原因をタイヤと決め付け、タイヤをどうにかしないといけない、と思いつつ、レース当日を迎えました。

RC10B4.1

レース当日。予選ラウンドからファイナルへ

朝から、「タイヤが不安だなぁ・・・」と思いつつ WCRC へ向かっていました。

WCRC へ着くと、ちょうど TLR のジャケットを着た、おそらく上級者っぽい人(すみません、名前は知りませんが)が、 駐車場でバギーを走らせています。

「これだ!わざわざ外で走らせるなんて、きっとタイヤを慣らしているに違いない!」

と、私は決め付け、私もさっそく試すことにしました。

その人は僕が名前を知っているほどの有名人では無いので(ほんと、ごめんなさい)、もしかしたら全然的はずれだったかもしれませんが・・・

ともあれ、予選ラウンドでも、やはりタイヤが滑った気がしたので、タイヤが磨り減りすぎないようにチェックしつつ、 外で少し走らせて、タイヤの準備をしました。

結果的に、これは良かったと思っています。

ファイナル前のプラクティスまでに、路面が良くなったのかタイヤが良くなったのか区別できませんが、グリップの不安はなくなりました。

危なく DNF。走行練習前にセンサー・ワイヤー外れ

Beginner 2WD A Main はファイナルの 12 レース目。途中、Water Break があり、それに伴い少し走行練習もできました。

その時、少し走らせて直ぐに ESC からセンサーワイヤーが外れて停止しました。

これが本番でなくて良かったです。

・・・と、こんな感じで迎えたファイナルでした。

結果は前述のとおり、残念ながら表彰台には届かなかったものの、途中、 Reese 君をちょっと抜かすこともできたし、Kuya とも競れたし、なかなか楽しいレースになりました。

プロラインシリーズ成績は 8 位

プロラインシリーズとしての成績は 6 戦中、4 戦参加して、結果は Beginner 2WD、参加者 31 人中 8 位

ラウンド 1 での 3 位が結局、最高位でした。

今回、はじめてこうしたイベントに参加しましたが、とても勉強になりました。 自分で言うのも何ですが、以前と比べてだいぶ上達してきたと思います。

次回の WCRC のシリーズはまだ発表されていませんが、それまでにまたクラブレースで練習して、今度はシリーズ優勝を狙います。

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