JConcepts の固いインサートの処理方法
9/11/2015
こんにちは、キースです。
OCRC はインドア・クレイ・コースで、タイヤは通常 JConcepts の Dirt Webs (Gold) か Pro-line の Electron (MC) などが使われます。
タイヤサイズは基本的にモディファイドでは 2.2 インチで、ストックの場合は 2.4 インチが良いとされています。
僕はたいていダート・ウェブズの 2.2 インチを使っています。ホイールはアソシのスタンダードのものです。
最近、JConcepts のタイヤにもクローズド・セル・インサートが付属するようになっていて、別々に買わなくて済むので経済的で嬉しいことは嬉しいのですが、 JConcepts の黒っぽいインサートは少し固くて使いにくいのが難点でした。
それで仕方がなく、AKA の柔らかいインサートを使うなり、あるいは JConcepts のもので二回目、三回目 (状態が良ければ) の柔らかくなったインサートを取り出して使うとかする場合がありました。
せっかく新品が付いてくるのでなるべくなら使いたいけど、そのままだとグリップしなくて使い辛くて困る、という状況が続いていました。
それで皆、それぞれ工夫を凝らしているわけですが、今回ついに「これでいけるんじゃないか?!」と思える方法を見つけました
このところ2セット続けて同じ方法で試して、どちらも良い塩梅でグリップしています!
今日はその、キース流のタイヤ処理方法をご紹介します!
JConcepts のインサートの処理
まずインサートですが、このまま使うとタイヤがパンパンに張ってしまってグリップしにくいので、内側の突起部分をハサミでカットします。
谷の部分と山の部分が真っ平らになるまでは切り取らずに、少しだけ山の部分が分かるくらいに切り落としています。
次に、レザーパンチでインサートに穴を開けます。
ちなみにレザーパンチを持っていない方は、アメリカでならハーバーフレイト (Harbor Freight) に良いのが安く売ってますのでおすすめです。
これで 5/32 インチ径の穴を開けます。
レザーパンチならどれでも同じようなことが出来ると思いますが、選ぶときはパンチの部分が少し広く開くものを選ぶと良いです。(図の黄色の幅です)
これで山の部分二ヶ所、谷の部分一ヶ所に穴を開けます。
さらにタイヤには中央部分に四ヶ所に穴を開けます。
この位、穴を開けて使うと、2パック目位からは OCRC の練習路面で十分グリップするようになるようです。
まだ改良していく必要はあると思いますが、いまのところこれでいい感じです。 今日も1セット、この方法で組んだので明日ブレークインして日曜のレースで使おうと思っています。
ハーバー・フレイト
さて、話は変わりまして、少し上で話にでたハーバーフレイトというお店についてです。
最近ロサンゼルス周辺ではハーバーフレイトというお店が増えてきてます。以前、WCRC があったころは WCRC の近所にオープンしたので、その頃から 知っていたのですが、最近は店舗数もかなり増えています。
ハーバーフレイトでは、いろいろなツールが売っています。あまり精度の高いツールではなく、品揃えが良い代わりにちょっと安物。だけど、実際安いから嬉しい、という感じです。
前述のレザー・パンチは $6.99 でしたが、すごく使いやすいです。必携です。
その他例えば、デジタルノギス (英語ではデジタル・キャリパー) も $10.99。
温度計も $10.99。
買って試しましたが、僕の持っているものと 5° ~ 10° の誤差でした。
ついでにこんなものも・・・
約 $4 程度なら買っておこうかな、という感じです。
その他、ちょっとしたツールや小物はたいてい安く揃うので便利です。
さて、この週末はしっかり練習して、日曜日のレースではラップをまとめて良いタイムを出せるように頑張ります!