OCRC クラブレース Mod Buggy 1位!
8/9/2015
こんにちは。キースです。
この週末は土曜日に昼過ぎから夜まで OCRC にこもり、しっかり車のメンテと調整。 そして、日曜日にはいつも通りクラブレースに参加してきました。
木曜の練習と土曜日のメンテナンス
先週のクラブレースは3ギアで走って、いまひとつ調子が悪かったです。良い時は良いけど、悪いときに全く走らなくなる、感じでした。
レースの成績も久しぶりに大崩れ・・・
そこで 4 ギアに戻して、何が悪いのかひとつひとつしっかり確認してみることにしました。
具体的な症状として、一番気になったのは 「立ち上がりが安定しない」ということです。
コーナーを抜けたら、本来は一気に前に出したいのですが、向きがカチッと決まらず、スロットルを入れると少しフラつきます。 このため体勢を整える待ち時間が出来てしまってタイムは遅くなるし、レースでの競り合いにも弱くなってしまいます。
これを治すのにいろいろと試したので、メモとして書いておきます。
ほとんどが基本的なメンテナンスだと思いますが・・・
リアのジオメトリの変更
そういえば先日、コーナーリングの速度を上げようと思い、リアのロール量を増やすべく、 少しリアのアッパーアームの取り付け位置を変更していました・・・というか、したのを忘れていました(苦笑)
4ギアに戻してみて、なんか動きがおかしかったので思い出しました。
そこで、スタンダードに戻そうと思ってリアの足回りをチェックしていたら、リアのアクスルの動きが渋いことも発覚。 良くみたら、使用していたアソシの標準オプションのアルミハブで、ボールスタッドがベアリングに微妙に干渉していました。
シムの量もボールスタッドも同じサイズなのに片側だけでその症状が出てました。
そこで、ちょっと値段が高くて、これまで敬遠していた Schelle (シェル) のリアハブを導入することにしました。
シェルのリアハブはハブの部分とボールスタッドの取り付け部分がバラバラになっているので、お互い干渉することがありません。このためアクスルの動きがスムースです。
さらにボールスタッド取り付け部が取り外せる構造のため、ボールスタッドが折れても、ボールスタッド取り付け部分だけを交換すれば良いことになってます。
実は僕のリアハブはスタンダードのボールスタッド取り付け位置は、既に折れたボールスタッドが入ったままになってます。 このため、スタンダードの設定ができなくなっちゃってるのでした
これまでは、リアの足回りにあまり不満を持っていなかったので、放っておいてましたが、今回いよいよシェルのリアハブで本腰据えて治すことにしました。
シェル版では内側のボールスタッド取り付け位置を使って、1mm のシムを入れればスタンダードと同等になります。
アッパーアームの内側の取り付け位置は変更なしで、シムを減らして取り付けました。
これでリアの動きはかなり落ち着きました!
ステアリングブロックとキャスターブロックの交換
それから、全く疑ってなかったのですが、 たまたまガタが大きくなってきたのが、ステアリングブロックとキャスターブロック。
アクスルにガタがみられたので、フロント周りを新品に交換したらカチッとなりました。
ついでにターンバックルの曲がりもチェック。4本中3本曲がっていたので交換(苦笑)
これでも目に見えて、車が落ち着きました。
タイヤの剥がれをチェック
それから、タイヤの剥がれているところを点検。このところ、 たまたまタイヤを貼るのが上手く行くことが多くて、ほとんど剥がれていなかったので油断してました。
結構剥がれているタイヤがあったので修正。
以上、しっかり手をかければかけるほどみるみる車が良くなってきて、土曜日はかなり充実感を感じることができました。
要はちゃんとメンテしてれば良かった、と言うだけの話ですけどね・・・(苦笑)
でもこれでかなり安定して前に出せるようになりました!
OCRC クラブレース結果 - Mod Buggy 1位
日曜日はクラブレースに参加してきました。今回も 2WD Mod buggy のみの参加です。
予選ラウンド1は次の通り。
予選ラウンド 2 は次の通り。
1位のニックミラーは 4WD。他の人は 2WD で走ってます。ファストラップは自己ベストの 22.6秒が出ました!
メインレースは次の通り。無事、1位でゴール。
途中までラウンド2くらいのペースで調子良く走っていたのですが、最後の2周というところで突然まともに走らなくなってしまいました。タイヤが丸坊主になって、おわってしまったようです(苦笑)
レースのはじめから、タイヤがヤバそうだな~、とは思っていたのですが、とりたてて他に良いタイヤもなかったので、そのまま走っていたのですが、最後の最後で症状が出てきてしまいました。
その時点で2位と少し差があったので、なんとか逃げきれて良かったです
尚、予選ラウンド1から2でタイムが上がっていますが、主な変更点はフロントタイヤです。
少しインサートがヘタって来ているものをあえて使ったのですが、これが良かったようです。 荷重移動で曲げるのが簡単で、タイム短縮に役立ちました。
どのくらいインサートがヘタるとヨレはじめるか、もう少し研究が必要そうです。
ともあれ、今回のファストラップの 22.6秒は先週のブレイク並のタイムといえます (先々週のタミーハインツで22.4秒位)。 ブレイクは残念ながら今回の全米では良い結果を残せなかったようですが、OCRC では間違いなく速いです。
まずは、このペースで毎回淡々と走れるようになれば、ワンランク上の感じになりそうです