やっぱりラップタイムの平均値でw

1/14/2014

ここ数回の記事では、「ベストラップ(ファストラップ)」と「ラップタイム秒の標準偏差」でレース結果を、客観的に評価するということを考えてきました。

繰り返しになりますがつまり、速いラップタイムで一定に走るということです。

そして、ファストラップの方は「トップクラスのモディファイドの選手から1秒落ち程度」、「標準偏差の方は1未満」位となればだいぶいい感じでしょう、ということです。

その基準で、インターネット上に公開されている各種レース結果を見ていたのですが・・・

標準偏差は全ラップタイムがわからないと計算できないので、ちょっと使えないですね・・・(苦笑)

ということで、あっさり基準を考え直します。

「ベストラップタイム」と「平均ラップタイムとベストラップタイムの差」の二つで評価することにします。

以前松崎隼人選手から言われていたのに、結局戻ってきた形です(笑)

平均ラップタイムの計算は簡単ですね。レースタイム(秒)を周回数で割ったものが平均ラップタイムとなります。

先日のレース結果のデータを見ると次のように計算できます。

レースタイムベストタイム平均ラップΔ
ストック・バギー
R113/5:22.55124.33624.810.48
R213/5:17.75023.82524.440.62
Main13/5:27.69223.91825.211.29
ショートコーストラック
R111/5:00.51325.91427.321.41
R211/5:00.39126.41827.310.89
Main12/5:25.35225.64627.111.47

確かに特にショートコースはすごく苦手である、ということはハッキリわかりますね(苦笑)。

ショートコースのベストラップはバギーの1秒落ちくらいにもって行きたいところです。もっと練習しないと・・・

ともあれ、大事なことだと思うので繰り返しておくと、 ストッククラスで練習する意味は、「ベストラップを上げること」と「毎周同じように走れる」という二つの基礎的なことをできるようになるためです。

これはモディファイドでは極めて難しいことです。が、モディファイドよりも遅い、ストッククラスでそれが出来なければ、モディファイドクラスでも出来るわけがありません

僕は最近やっとベストラップと平均ラップをまとめられるようになってきましたが、これでもまだどちらの意味においてもまだまだ十分だとは思っていません。

モノには順序があります。カンタンなものが出来てから、難しいものをやる。こういう当たり前すぎることを当たり前にやることが大事なのです。

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