アメリカのストック・レース。どれだけ速いかというと、このくらいは速いという話。

2013/11/12

OCRC では毎週、水曜日、金曜日、日曜日の週三日、クラブレースが行われています。

その中でも、どういう理由か良く分かりませんが、OCRC では毎週水曜日の夜のクラブレースにはプロがたくさん集まり、非常にレベルの高いレースが行われます。

先週の水曜日のクラブレースには、僕は参加していないのですが、レース結果を見る限り、キャバラリやハートソンなども参加していて、かなり濃いレースになっていたようなのでその結果を紹介します。

モディファイド・バギーのAメインの結果は次の通りです。上位3人はキャバラリ、ハートソン、ベリー・ベイカーと、日本でも良く知られている人たちです。

wed-clubrace-mod-1

他の人たちも、次世代を担うプロ集団です。あまり日本では知られていないと思うので、簡単に説明を書き込んでみました。

Fast Lap でみるとキャバラリ、ハートソンがやはり頭ひとつ飛びぬけていますが、皆しっかり走っていることがわかると思います。ベリー・ベイカーに 0.15 秒差くらいで走れる人ばかりが集まっています。

表中にも書いてますが、9位のブレント・テウキーはアソシのチームマネージャにして、リーディー・レースのインビテーショナルクラス選手。今年は招待選手29人中総合18位 (参考までに、秋元選手は17位)。2011年は15位(同年の松倉選手は17位)という実力者です。

7位のジミーバーネットはリーディーレースのオープンクラス2WD Aメイン 5位、4WD A メイン 9位。5位のケビン・モッターは去年の全米選手権のストッククラスの二冠で、今年のリーディー・レースオープンクラス2WD A メイン10位、4WD A メイン5位。

8位のウォルナットは、今年のJBRL のスーパーストック・バギー(13.5Tストッククラス)で総合優勝です。 見方を変えれば、このくらいで走れる人でも、今年はスーパーストックで活動していた、ということになります。

さて、ストッククラスのAメインは次のようでした。

wed-clubrace-stock-1

レースタイム的にもちょうどいいくらいに、繋がっていることがわかると思います。

ストックで1位のジェイソンは、モディファイドで9位(で、リーディー招待選手)のブレントと同様の Fast Lap で走っています。そのジェイソンもストックの予選は4位。

ストッククラスというと、ノロノロ走っていると思われがちだと思いますが、そうではないです。このくらいのタイムを出すにはかなり本気でストックに取り組まないといけないことは想像に難くないと思います。

ちなみに、先週末のレース(OCRC サンデーシリーズ第三戦)では、参加人数25人中15周走ったのは一人だけでしたが、予選順位で C メインの2位まで14周走りました。予選順位で A メインの8位とCメイン1位の時間差は6秒。 勝ち続けるのはなかなか難しくなってます。

参考までに、8月下旬に OCRC で行われた 2013 サーフシティークラシックのストックバギー A メインの動画はこちらです。モディファイドでも、このくらい走れる人は少ないのではないでしょうか。(実際トップを走っているのはTLRのプロですが・・・)

同じく、2013 サーフシティークラシックでのモディファイド・バギーAメインはこちらです。キャバラリ、メイフィールドでこんな感じです。

OCRC のクラブレースは誰でも気軽に参加できます。ぜひロサンゼルスに寄ったときには参加してみてください!

水曜日は夜7時レーススタート。金曜日は夜7時半。日曜日は午後3時スタート。いずれも30分前までにエントリーするだけで OK です!

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