リヤハブタワー “C” とアッパーアーム取付け位置変更
2012/11/27
てっきり、もうブログに書いたものだと思っていたことが書いて無いようなので書きます。もし以前も同じ事を書いていたらごめんなさい!一ヶ月以上前から試していたことです。
・・・と、前置きした上で早速本題へ。
今回のポイントは自分の車がすごく走らせやすくなった一番大きな理由です!・・・ま、いろいろ試しているので違うのかもですが、少なくとも僕がたぶん一番重要なポイントだと思っていることです。
リヤハブタワー “C”とリヤ U ブレースの削ぎ落とし
それはリヤハブタワー “C” を使って、リヤの U ブレースを削ぎ落として平らにすることです。
これはライアン・キャバラーリとかライアン・メイフィールドらが夏の ROAR Super Nats (全米選手権) で行っていて、既にアソシのサイトにセットアップシートが公開されいていることなので、もう実践されている方も多いと思います。
私はうっかり気づいていなかったのですが、ヨコモの松崎隼人選手に「アソシのひと、スティーブン以外、皆やってますよ」と、教えてもらって慌てて対処しました(苦笑)
僕はアソシのオプションパーツのリヤハブタワー “C” と AVID を買ってみました。
写真の左側が AVID、右側がアソシ純正品。AVID の穴が二段になっていて、上段が “A” タワーと同等、下段が “C” タワーと同等です。
AVID のサイトによると、”C” タワーは T4.1 などのトラックではあらゆる状況で良好。バギーではスムーズなインドア・サーキットに向くとのことです。
装着時にはリアの U ブレースのボールスタッド装着部を平らに削り落とします。
元は次のような所を・・・
次のように削り落としてしまいます。
削り落とし作業はドレメルなどのロータリーツールがあると非常に便利です。日本でも売っているのかどうか知らないのですが、WCRC のピットでは頻繁に見かける普通のツールです。もちろん僕も使ってます。
シム1枚噛ませてボールスタッドを装着する位が良いようです。
この変更の理屈を言えばおそらく、アッパーアームを下げることによってロールセンターを上げてロール量を減らしつつ、キャンバーの増加量も増えすぎないようにアッパーアームの根元もちゃんと下げておく、ということだと思いますが・・・
ま、理由はどうあれ、僕の車はこれで地をはうような印象の機敏な走行感になり、かつ、減速(または弱ブレーキ)時にリアが適度にトットットと向きを変えてくれるようになりました。
これは、す~ごく走らせやすいです
最近、レースの成績が安定してきましたが、これのおかげではないかとも思ってます。(あ、昨日のクラブレースはダメダメでしたが・・・それはまた後で書きます(汗))
コースによって向き不向きはあるとは思いますが、まだ試してない方はぜひ一度お試しくださいませ!