ホビーウィングのプログラムボックスとファームウェア更新

2012/05/31

先日オンラインでオーダーしておいたホビーウィングのプログラムボックスが届きました。

今日は・・・まぁ、「いまさらホビーウィングの情報?」と思われるかもしれませんが・・・先日買った XERUN V2.1 のファームウェアの更新をしました、というお話を。

さて、箱を開けるとこんな風に梱包されていました。いい感じです。

黒のプログラムボックス。薄いフィルムもさっそくワイルドに剥がします。

接続端子はこのようになっていました。左端の端子が USB で、これは PC へ接続。真ん中の端子に ESC からレシーバーに接続するプラグをさして ESC と繋ぎます。

PC との接続には専用のソフトウェア “USB LINK SOFTWARE” を使うとのこと。紙に書いてある URL へアクセスします。

・・・で、ブラウザからアクセスすると 404。中国語で「お探しのページが見つかりません」って書いてるんでしょうね。

ホビーウィングのウェブサイトで探すと、USB LINK SOFTWARE に二種類あって、V1.64 と V3.1 があるようですね。

XERUN V2.1 はどちらも使えるようなので、とりあえず新しそうな V3.1 をダウンロードしてインストールします・・・

と、よくみると *.rar ファイルで MSI インストールパッケージがダウンロードか・・・調べてみると中国では zip ファイル並に rar も使われているそうですね。(勉強になります(笑))

ダウンロードして 7zip で展開。

MSI インストーラを起動してインストールします。

インストールがおわるとデスクトップに、ホビーウィングのアイコンが。これをダブルクリックすると USB LINK SOFTWARE が起動・・・

と、その前にプログラムボックスと ESC を接続します。

おぉ、なんか派手な画面ですね。

プログラムの “Device” メニューから “ESC Speed Controller” または “LCD Program Box” を選ぶことで、それぞれ ESC またはプログラムボックスのファームウェアを更新できます

この後、どのファームウェアがどのような機能を持つかはっきりしたことが書いてある資料が見つからなかったので、実際にファームウェアをあれこれと試したわけですが・・・

結論を先に書くと、とりあえず次の設定としました。

ESC – XERUN V2.1 120A のファームウェア = V3 508 No Timing

プログラムボックスのファームウェア = V1.08 120504

では、そこに行きつくまでに僕がしたことをメモとして書いておきます・・・

まず、ストックファームウェア110211 と 110119 のマニュアルがあったので、目を通すことに・・・

参考までにざっと訳すと、

「1. 110211 STOCK ファームウェアを ESC にロードすると、LCD プログラムボックスだけが使えて、LED プログラムカードもセットボタンもこのファームウェアにたいしては使えなくなります。2. LCD プログラムボックスのファームウェアについては、110211 STOCK ファームウェアと互換性があるのは 110119 だけです。
注意: LCD プログラムボックスファームウェアを 110119 に更新するとき、その更新処理はエラーになる場合があります。その時はファームウェアをリフレッシュするために、もう一回試してください。たいてい二度目ではうまく行きます。弊社ではこの問題を後のバージョンで修正する予定です。」

うーむ。エラーがでるのがわかっているのか・・・

と、思いつつ「LCD プログラムボックスのファームウェアを更新する方法」のリンクをクリック・・・

またもや、404「ページが見つかりません」・・・ファームウェアを直す前に、ぜひこちらをさっさと直したらどうか、、、

と思いつつ、ソフトウェアの画面をみていて見つけたのが、前述の通り、メニューからファームウェアを更新するデバイスを選べば良いことが分かったので、試してみました。

で、案の定、処理が失敗・・・

もう一回やればいいんでしょ。これ。というわけで、もう一度試してほんとうに治りました。

ちなみに、僕の英語力が悪いのかもしれないですけど・・・勇気を持って言えば、ちょっとプログラムボックスの英語のメッセージがおかしいですね。

どうやら、“現在接続中です” の意味で “Connecting” と表示されるみたいです。普通、”Connecting” は「(まだ接続されていませんが)接続を試みています・・・」の意味で、接続が正常にできたら “Connected” と書くのが一般的と思います。

というわけで、”Connecting” と表示されていたので、最初は「あれ~、まだ接続しないのかな?時間かかるな・・・」と思いながら、少し待ってしまいました。

接続できたかどうかみるには、このメッセージをみるのではなく、画面の接続を示す青信号マークをみた方が良さそうです。

さて、プログラムボックスのファームウェアは、更新すると画面に表示されます。

が、ESC との組み合わせでによって、正常動作しない場合があるようです。ダメな場合は次のように “Please Upgrade Software” と表示されて動かなくなります。

いろいろとみてみたところ、新しい Mod ファームウェアも Stock ファームウェアも両方ともタイミング(ブースト)が改良されているファームウェアのようです。

じゃぁ、なんで “ストック” なんて名前を付けたのかな?と疑問ではありますが、それはさておき・・・

僕はストック・レースに出るので No Timing のファームウェアで十分です。それに合うプログラムボックスのファームウェアで新しいものを、ということで、V1.08 120504 にしたのでした。

© 2024 キースの米国 R/C 情報