ボールデフの組立て

最近のレース用の電動オフロードカーの主流なのは、ボールデフです。

ボールデフの構造は、ギアの中に小さなデフボールを10数個並べ、それをデフリングとアウトドライブではさみます。

正常に動作するととてもスムースでよいのですが、これが上手くできていないと全くパフォーマンスが出せません。

組立てのポイントとしては、デフグリスを多めにいれることです。

アウトドライブをネジ止めするときは、アウトドライブをドライバーなどで固定して、力を入れてギアを回してみて、滑らない程度には締め込むと良いです。

一度、デフボールとリングの間で滑らせてしまうと、リング、ボール共に傷が付いてしまいます。こうなると手で回したときにゴリゴリした官職が分かるくらいスムースでなくなってしまいます。

滑らない程度にきつく、デフが有効になるように軽く回るようにすることに気をつけてください。

ちなみに、デフボールは通常キットについてくるものは強度が弱く、すぐにダメになってしまいます。

オプションパーツとして、各社からセラミックボールやタングステンのボールが発売されていますので、予算が許せばなるべく硬いタイプを使うと良いでしょう。しかし、 こうしたオプションのボールも、半永久的に持つか、というと全然そんなことはありません。メンテナンスしてもゴリゴリ感がとれなくなったら、ボールも交換してみてください。

© 2024 キースの米国 R/C 情報